会計事務所 経験年数

会計事務所 経験年数

  • 会計事務所で働いた経験年数は何年ぐらいあれば「実務経験者」と認められる?
  • 経験年数別の平均年収は?
  • 会計事務所経験者が転職で評価されるためのポイントは?

会計事務所というのはどこも同じような仕事をしていますので、

実務経験者と認められれば転職を成功させやすいのが強みですね。

ただ、ひとくちに「会計事務所の経験者」といっても、当然ながら実力は人それぞれです。

特に、経験年数がどのぐらいあるか?については採用担当者も必ずチェックしています(それによって提示される年収額も変わってきます)

この記事では、会計事務所の経験者が、経験年数別にどのように評価されるものなのか?について、実際に採用担当の経験もある立場として解説いたします。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

会計事務所で「一人前」と評価される経験年数は3年〜

会計事務所 経験年数

(会計事務所経験者の「経験年数」はどのように評価される?)

 

結論から先に言うと、会計事務所に実務経験者が応募してきた場合、

↓以下のように経験年数別に評価されるケースが多いでしょう。

  • 経験年数1年未満
    会計事務所の仕事とはどういうものか?はわかっていると判断されるものの、実務能力的には未経験者として扱われます。
  • 経験年数1年以上〜3年未満
    一応は「実務経験者」あつかいですが、年収などの提示額は未経験者と基本的に同じ程度になるケースが多いです。
  • 経験年数3年以上〜5年以内
    一人前の実務経験者として扱われるのはこの経験年数からです(最初から担当顧問先がつくレベル)。
    実際にどのぐらいのレベルの業務を経験してきているか?によって提示される年収は変わってくると思われます。
  • 経験年数5年以上
    ベテランの実務経験者として扱われます。小規模な個人事務所などだと、最初からパートナー扱いで入社することもあるでしょう。

最初から実務経験者として扱われるには、

最低でも3年以上の実務経験を積んでおきたいところです。

もちろん、1年〜3年未満の実務経験でも未経験者よりよほど評価されるのは間違いありませんが、「入社当初から担当を持てるレベル」と評価されるかどうかは微妙なところですね。

(そのように評価されない場合、当然ながら提示年収も低くなります)

会計事務所経験者の平均年収は?

会計事務所に実務経験者として転職する場合、

↓経験年数に応じて以下のような金額が平均年収の目安となるでしょう。

  • 経験年数1年未満
    年収300万円〜350万円程度
  • 経験年数1年以上〜3年未満
    年収350万円〜400万円程度
  • 経験年数3年以上〜5年以内
    年収400万円〜500万円程度
  • 経験年数5年以上
    年収500万円〜程度

なぜこのような評価になるのか?というと、以下のような理由があります。

会計事務所(税理士事務所)というのは「顧問料ビジネス」です。

(顧問料ビジネスとは、顧問先が払ってくれる「顧問料単価 × 職員1人あたりの担当顧問先数 × 職員数」で事務所の収益が決まるビジネスのことです)

なので、職員の年収は何件の顧問先を担当できるか?と、

どのぐらいの規模の顧問先を担当できるか?(基本的に規模の大きな顧問先は顧問料単価が高い)の2つによってほぼ決まります。

経験年数1年未満の人の場合

経験年数1年未満の人は、入社当初から顧問先を1人では担当できないケースが多いでしょう。

なので、提示される年収も未経験者採用と同程度になってしまう可能性が高いです。

経験年数1年以上〜3年未満の人の場合

また、経験年数1年〜3年程度の人の場合は、担当を持てたとしても個人事業主や小規模法人レベルの企業担当になるケースが多いと思われます。

必然的に、担当先の企業から受け取れる顧問料単価は低いので、それに応じて年収も低く抑えられがちです。

経験年数3年以上の人の場合

経験年数3年以上なら、基本的に「最初から一人で担当先を持てる人」と言う扱いになるケースが多いです。

特に、経験年数5年以上なら「この業界のベテラン」扱いですので、最初からかなり規模の大きな顧問先を担当するケースも考えられます。

実際にどの程度の規模の担当先を任せられるか?はその人の能力と経験次第ですが、最低でも年収400万円程度は保証されるケースが多いでしょう。

(このぐらいはないとそもそも応募が集まりません)

年齢と経験年数の関係は?

会計事務所に実務経験者として転職する場合、年齢が何歳か?はあまり関係ないです。

(そもそも平均年齢がきわめて高い業界なので、30代の未経験者も普通にいます)

重要なのは年齢よりも、経験年数とその内容ですね。

経験年数3年程度であったとしても、資産税の経験があるとか、

年商10億円や従業員100超規模の企業を担当してきたとかいった経験のある人なら、高く評価される可能性は十分にあります。

会計事務所はとにかく小さな組織で、即戦力が求められる傾向があります。

(つまり、入社してすぐに担当を持てることが重要)

即戦力が求められる世界というのは、能力にまだ自信がない人にとってはきびしい世界である一方で、

能力や経験に自信がある人にとってはきわめて好都合な世界です。

会計事務所ですでに3年以上の実務経験がある人なら、良い条件で転職できる可能性は高いですよ。

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