- 会計事務所の転職面接でよく聞かれる代表的な質問ってどんなもの?
- 具体的な質問例から回答を準備しておきたい。
- 面接官が所長税理士でも逆質問はすべき?どんなことを聞く?
この記事では、会計事務所の転職面接でされることの多い質問例を紹介します。
所長税理士の心に響きやすい(高評価になりやすい)解答例も紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
面接で良く聞かれる質問10個と回答例
会計事務所の転職面接でよく聞かれる質問10個を紹介します。
それぞれの質問がどのような意図のもとにされているのか?を理解した上で、対策を考えていきましょう。
具体的な解答例も紹介していきます。

1.転職理由は何ですか
会計事務所の面接でよく聞かれる質問として1番目が「転職の理由は何ですか」です。
この質問の意図は、あなたが何故転職をしたいのかを知りたいためです。
この質問の回答により面接官は、あなたがその事務所でやっていけるのかを判断しています。
回答例としては「残業が多い時では80時間ぐらいあり、税理士試験の勉強時間を捻出することができなかったため転職することにしました。」など、出来る限り事実を述べてみてください。
この質問の回答をする際に注意したいことは、うちに入社しても長く続かないんじゃないかと思われないことです。
2.志望動機は何ですか
会計事務所の面接でよく聞かれる質問として2番目が「志望動機は何ですか」です。
この質問の意図は、数ある会計事務所の中からうちを選んだのは何故なのか、また、うちの事務所に入社した後にやりたいことを考えているかを知るためにしています。
回答例としては「御社では相続税の業務を行なっているとHPで拝見し、相続税に興味があるためです」などです。
まずは面接を受ける事務所を調べ、何故興味を持ったのかを調べてみてください。
率直な考えを言った方が、面接官の印象も良いと思います。
また、長々と回答をするよりも要点をまとめて回答することがポイントです。
3.経験のある業務は何ですか
会計事務所の面接でよく聞かれる質問として3番目が「経験のある業務は何ですか」です。
この質問の意図は、入社後に任せられる業務を確認するために行なっています。
この質問には嘘なく答えてください。
この質問を少し誇張して答えるなどして入社後面接で言ってたことと違うとなると、その事務所に居づらくなってしまい、すぐに転職を考えることになるかもしれません。
回答例としては「法人税の申告や個人の確定申告、年末調整などは一通り行うことができます」などです。
4.今までに経験した「一番大きい仕事」は何ですか?
会計事務所の面接でよく聞かれる質問として4番目が「今までで一番大きい仕事は何ですか」です。
この質問の意図は、あなたが前職でどんなことをしていたのかを知るためにしています。
この質問にも嘘なく答えるようにし、その仕事を行なった際の感想なども一緒に答えられると良いでしょう。
回答例としては「上場企業の子会社の申告を行いました。大企業を行うことは少なかったため、様々なことを調べながら行いました」などです。
5.今までで「一番苦労した仕事」は何ですか?
会計事務所の面接でよく聞かれる質問として5番目が「今までで一番苦労した仕事は何ですか」です。
この質問の意図も、あなたが前職でどんなことをしていたのかを知るためにしています。
この質問にも嘘なく答えるようにし、その仕事を行なった際の感想なども一緒に答えられると良いでしょう。
回答例としては「所得税の確定申告です。前年は1人で60件くらいの申告書を作成したためかなり大変でした。」などです。
6.人と話すことは好きですか
会計事務所の面接でよく聞かれる質問として6番目が「人と話すことは好きですか」です。
会計事務所は顧問先の人と話すことも大事な仕事であるため、この質問をしています。
この質問はあくまで好きかどうかを聞かれているため、好きと答えることが良いでしょう。
回答例としては「好きです。お客さんと話していると時間を忘れて話してしまうこともあります。」などです。
7.税理士試験の状況はいかがですか
会計事務所の面接でよく聞かれる質問として7番目が「税理士試験の状況はいかがですか」です。
会計事務所の職員のほとんどは税理士試験を受けている人が多く、受験生の方が税法の最新の情報を知ることもできるため行なっています。
この質問にはあなたの税理士試験の状況を正直に答えてください。
回答例としては「先日消費税を受け、自己採点をした結果ボーダーラインには乗っていたため、今は相続税の講座を受けています。30歳までに資格取得を考えています。」などです。
8.資格取得後はどのように考えてますか
会計事務所の面接でよく聞かれる質問として8番目が「資格取得後はどのように考えていますか」です。
この質問は、あなたは将来独立を考えているのかを知るためにしています。
会計事務所もあなたを採用するのであれば、資格取得後もうちで働いて欲しいと考えているのです。
この質問にはあなたの気持ちを正直に答えて欲しいですが、独立を考えていないと答えた方が面接官の印象は良いでしょう。
回答例としては「今の時点では独立は考えておりません。入社させていただけましたら、資格取得後も長く勤めないと思っています」などです。
9.入社できるとしたらいつからできますか
会計事務所の面接でよく聞かれる質問として9番目が「入社できるとしたらいつからできますか」です。
この質問は、あなたに興味があった場合にされることが多い質問です。
入社時期を聞き任せられる仕事を考えていることも多いので、正直に答えてください。
その際には前職の引き継ぎのことも含めると良いでしょう。
回答例としては「来月の1日から入社できます。今の職場で引き継ぎがあるため来月になってしまいます」などです。
10.面接官に聞いておきたいことはありますか(逆質問)
会計事務所の面接でよく聞かれる質問として10番目が「面接官に聞いておきたいことはありますか」です。
いわゆる「逆質問」というやつですが、この質問は唯一面接官に質問できる場面です。
ここでは昇給や賞与、残業時間や仕事内容など、気になることは全部聞くようにしましょう。
お金関係をしっかり聞くタイミングはここだけなので、しっかり聞いてみてください。
回答例としては「昇給や賞与はありますか。」や「残業時間は平均でどのくらいですか」などです。
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