- 会計事務所の転職時期はいつが最適?
- 繁忙期は避ける?税理士試験後が狙い目って本当?
- 今の勤務先事務所と退職トラブルを避けるには?
会計事務所(税理士)業界というのはかなり特殊な業界です。
どこもとても小さな組織で活動していますし、
大きな事務所ほど雇用環境が良いというわけでもありません。
また、法律のルールに基づいて業務スケジュールが動いていますので、繁忙期というものが必然的に発生します。
どこの事務所も同じルールで動いていますから、ひとつの事務所が忙しい時には、別の事務所も同じように忙しいわけですね(税理士業界全体として忙しい)
なので「転職時期としてどのタイミングを選ぶか?」は、転職成功のためにとても重要なポイントになります。
この記事では、税理士業界で働く人向けに、転職時期の選び方を解説します。
1年間のどの時期に転職活動するか?によって、環境の良い事務所の求人に出会えるかどうかが決まるので、注意しておきましょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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会計事務所からの転職時期はいつが最適?
結論から先にいうと、会計事務所業界で転職するなら6月〜11月の半年間に転職活動するのがおすすめです。
すでに会計事務所で働いている人にはいうまでもありませんが、この時期は繁忙期を避けた時期です。
12月に入ると年末調整が本格化し、そこからは個人確定申告・三月決算法人の税務申告…と繁忙期に入ってしまいます。
忙しい時期に退職するのはまわりから顰蹙(ひんしゅく)をかう可能性がありますし、そもそも転職したくても求人があまり出ていない可能性が高いです。
今よりも良い環境に移るために転職するのですから、
できるだけ多くの事務所を転職先の選択肢に含めた方が良い
(=求人が多く出る時期に転職活動した方が良い)のは当然ですね。

もっとも、情報収集は早めにスタートした方が良いのはまちがいありません。
6月〜11月の求人が多くなる時期に良いスタートダッシュが切れるようにするためには、
5月〜12月の繁忙期のタイミングで最新の求人情報が手元に入ってくるようにしておくのが大切です。
(「この事務所いいかも」ぐらいの目星はつけておかないと、まわりに差をつけられます)
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繁忙期に転職した場合
では、なぜ繁忙期を避けないといけないのでしょうか。
これは特に、実務未経験〜3年以内の人は気を付けておくべきポイントです。
私自身の経験になりますが、繁忙期中に転職をしてしまうと、先輩や上司に仕事をていねいに教えてもらうことができないんですよ。
(繁忙期が終わるまで雑用がメイン業務になってしまいます)
私の場合は、書類の整理と入力業務ばっかりやらされていました。
会計事務所に転職したのに会計や税金に触れられないのは、少しつまらないですよね。
また、会計事務所にはその事務所ごとに仕事のルールがあります。
会計事務所である程度の経験がある人でも、その事務所のルールを説明してもらえないと、仕事をスムーズに進めることは難しいです。
繁忙期を避けて転職することができれば、税理士や先輩社員とコミュニケーションも取れ、仕事もていねいに教えてもらえるでしょう。
そのため、繁忙期を避けた6月から11月の転職がおすすめです。
>>環境劣悪な「ブラック事務所」で働きたくない人が知っておくべきこと
会計事務所の求人が増える時期を狙おう
会計事務所の求人が特に増える時期は、8月と12月です。
(※「8月〜12月の5ヶ月間」ではなくて「8月と12月」です)
この2つの月は、どちらも税理士試験に関係のある月ですね。
8月には税理士試験が行われ、試験が終わった受験生を採用しようと考える会計事務所が求人を出します。
12月には税理士試験の結果発表が行われるため、試験に合格した人を採用しようと考える会計事務所が求人を出します。
私も求人の話を代表税理士と話すこともありますが、求人を出そうと話をする時期は、やはり8月と12月です。
会計事務所にとって税理士試験の勉強がかなり進んでいる人たち(できれば科目合格もある人たち)は「ニーズにマッチする人材」なので、人材として確保するために動いているというわけですね。
8月と12月の求人には違いがある
8月と12月に増える求人には少し違いがあります。
それは8月の求人は未経験者向けの求人が多く、12月の求人は経験者向けの求人が多いということです。
なぜならば、8月は会計事務所の繁忙期ではなく、繁忙期に入るまで時間があるため、未経験者を採用した後にも手厚い指導を行うことができるからです。
12月はすでに繁忙期に入り始めているため、未経験者の面倒を見ることができない会計事務所も多いです。
その事務所のルールや会計・申告ソフトの簡単な説明をするだけで、即戦力となる経験者を求める傾向にあります。
また、12月の求人には2月から3月に行う個人確定申告の作業を行うことができる人を求めている場合も多いため、より経験者を求めた求人になっています。
そのため、会計事務所が初めての方は8月の求人に注目してみてください。
会計事務所経験者の方は、12月の求人に注目してみてください。
ブラックな会計事務所で働きたくない人へ

(税理士業界で働くなら「どの会計事務所を勤務先に選ぶか?」は超重要です)
税理士業界で働く人にとって、
どういう事務所で働くか?は、
その後の人生を決定してしまうほど重要な問題です。
ブラック事務所の労働環境は本当に過酷です。
激務すぎて税理士試験との両立なんて不可能ですし、
月給手取り16万円で毎日のように残業させられる…
みたいなこともあります。
会計事務所で働けるならとりあえずOK(どうせ独立するし…)
↑こういう感じで税理士業界に入ると失敗してしまうので注意してください。
ブラック事務所を最初から選択肢に入れないことが大切ですよ。
ブラック事務所にまちがえて入社してしまうリスクを避けたい人は、
会計職専門の転職サイトで求人情報を探すのがおすすめです。
ブラック事務所の求人はあらかじめ排除されているので、
まちがえて応募するリスクを避けることができます。
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普段から転職サイトを見る習慣をつけておくと、
「今の職場がどうしてもしんどくなったら転職もある」
という選択肢に気づけます。
いい意味での逃げ道を確保しておくのが大切ですよ。
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