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会計事務所 辞めたい

税理士 科目合格 価値

  • 税理士試験は科目合格でも価値がある?
  • 会計事務所への転職ではどう評価される?
  • 科目合格の有無で年収が変わることはある?

税理士試験は科目合格制度が認められている試験です。

(科目合格制度=1回合格した科目は一生有効)

会計事務所で働いている人の多くが税理士試験の受験生ですので、

この業界には「科目合格はあるけど、5科目合格はまだの人」が人口として一定数いることになりますね。

この記事では、この「税理士試験の科目合格」が、税理士業界の転職市場でどの程度価値があるのか?について解説します。

すでに会計事務所で働きながら税理士試験の勉強を進めている人や、

これまでは受験専念していたけど、科目合格ができたタイミングで就職を検討中という方も、ぜひ参考にしてみてください。

税理士試験科目合格の価値は「応募する事務所の規模」によって異なる

税理士 科目合格 価値

(税理士試験の科目合格にはどの程度価値がある?)

 

税理士試験科目合格の転職市場における価値について、

↓結論から先にまとめると、以下のような感じになります。

  • 大手税理士法人に転職する場合
    実務未経験者は科目合格以上でないと応募することができません(科目合格はとても重要)
  • 小規模な会計事務所に転職する場合
    未経験者も応募することが可能です(科目合格はそれほど重要視されません)

 

つまり、税理士試験の科目合格が重要な意味を持つのは、

実務未経験の人が大手の会計事務所に就職活動するときに限られます。

実務経験者として転職活動する場合には、

大手事務所・小規模事務所ともに科目合格の有無はあまり重要ではありません(重要なのは実務経験です)

↓その理由について、以下で解説していきますね。

1.大手税理士法人の未経験者採用では科目合格が必須要件

BIG4税理士法人や国内大手の会計事務所は、

実務経験者・未経験者ともに応募する人が非常に多いです。

実務経験者に関しては「過去の職歴でどういう経験をしてきているか?」が採用の絶対基準になるのは一般企業と変わりません。

一方で、未経験者は職歴というものがそもそもありませんから、必然的にポテンシャル採用(過去の職歴によらず、その人の能力や性格的な適性から採用可否を判断する選考方法)となります。

一般企業であれば、ポテンシャル採用においては「学歴」や、「学生時代に打ち込んだこと」などが採用可否を分ける要因になったりするわけですが、

税理士業界においては税理士試験の進捗具合という「より確実度の高い基準」があります。

そのため、大手税理士法人の未経験者採用においては、

税理士試験の科目合格が書類選考突破のための絶対条件となっているのが現状です。

どの科目合格があるか?も重要(BIG4税理士法人の特殊な採用方式)

また、「どの科目に合格しているか?」も重要です。

なぜかというと、大手税理士法人では「担当する税法分や別に採用活動を行う」というスタイルをとっているからです。

↓以下はEY税理士法人の例ですが、担当セクション別の採用を行なっています。

  • 消費税コンサルタント
  • 税務コンサルタント(個人所得税に係るアドバイザリー)
  • 移転価格コンサルタント
  • 事業再編税務コンサルタント

 

必然的に、消費税コンサルタントの採用なら税理士試験は消費税法の合格がある人が優先されるでしょうし、

個人所得税に係るアドバイザリーセクションなら所得税法の合格者がのぞましいでしょう。

多くの人は会計科目2科目を取得してから税法科目の勉強に進むと思いますが、

どの税法科目を選択するか?は、税理士としてのキャリアにも影響を与えることを理解しておきましょう。

↓※なお、ここでいうBIG4税理士法人というのは以下4社の外資系大手グループのことです(念のため)

  • デロイトトウシュトーマツ税理士法人(DTT)
  • アーンスト&ヤング税理士法人(EY)
  • プライスウォーターハウスクーパース税理士法人(PwC)
  • KPMG税理士法人

2.個人事務所レベルの会計事務所では科目合格がなくても採用される

一方で、ごく一般的な個人事務所レベルの会計事務所においては、

未経験者であっても、科目合格の有無によらず採用される可能性があります。

(なお、会計事務所のほとんどがこの「個人事務所レベル」の組織規模です)

個人事務所レベルの会計事務所は慢性的に人手不足のところが多いですから、

科目合格の有無などで採用可否を判断するよりも「仕事に早く慣れてくれそうか?」で採用可否を判断する傾向があります。

個人事務所レベルの会計事務所では、科目合格はあくまでも「参考情報」

もちろん、税理士試験の科目合格というのはそう簡単なことではありません。

地頭の良さが必要ですし、合格まで継続的な勉強ができる強い意志が必要なのは間違い無いです。

科目合格があれば「これまでこういうことをやってきました」という自己PRにつなげることはできますが、

それが絶対条件ではないということですね。

税理士試験の科目合格がない人でも採用される可能性はありますし、

逆に、科目合格がかなり進んでいる人でも仕事のポテンシャルが期待できない…と判断されれば不採用になる可能性もあるというわけです。

ブラックな会計事務所で働きたくない人へ

(税理士業界で働くなら「どの会計事務所を勤務先に選ぶか?」は超重要です)

 

税理士業界で働く人にとって、

どの会計事務所で働くか?は、

その後の人生を決定してしまうほど重要な問題です。

ブラック事務所の労働環境は本当に過酷です。

激務すぎて税理士試験との両立なんて不可能ですし、

月給手取り16万円で毎日のように残業させられる…

みたいなこともあります。

会計事務所で働けるならとりあえずOK(どうせ独立するし…)

↑こういう感じで税理士業界に入ると地獄を見ます。

ブラック事務所を最初から選択肢に入れないことが大切ですよ。

とはいえ、応募先候補の事務所がブラック環境どうか?

なんてなかなか分かりづらいですよね。

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